XYのパーティを振り返る。

2013年がお仕事の関係で全然ポケモンやらなくて、オフもあんまり出れずに、出ても同じパーティばっかり使ってみたいな有様でこのままフェードアウトしていくのかなーって思ってたらなんだかんだXYはしっかりポケモンやってましたね。
公式大会に加えて、今作中はバトルロードグロリアといった非公式企画も盛り上がる要素があったのが大きかったと思います。
最後の方はいつも通り息切れしてた感がありますが、もうお年なんだよということで一つヽ(^o^)丿
次回作でも細々と続けて行きたいと思っていますので、オフでお会いした時は是非宜しくお願い致します。


ポケムーバー解禁前環境ダブル

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4
ユキノオー ユキノオナイト 吹雪 ウッドハンマー 氷のつぶて まもる
ガブリアス 拘り鉢巻き ドラゴンクロー 地震 ストーンエッジ 炎の牙
トゲキッス 拘りスカーフ エアスラッシュ 大文字 この指とまれ お先にどうぞ
ウオッシュロトム 拘り眼鏡 10万ボルト 放電 ハイドロポンプ トリック
ムシャーナ オボンの実 サイコキネシス リフレクター 手助け トリックルーム
ドサイドン 命の珠 地震 ストーンエッジ 剣の舞 まもる

XY最初のパーティ。
BW2後期の、手が付けられずにオフ行く→なんか理由分かってないけど勝ったり負けたりを繰り返す→勝手に一人でフラストレーション貯めるみたいな鬱憤を晴らすために華麗なスタートダッシュという名のどっぷり廃プレイに浸る。
皆が的確にガルーラやクチートといった強キャラの試運転をするなか、「いや、どう考えてもユキノオー強いやろ…」と脇目も振らずにジュエルノオーの延長線上の強さでわかりやすいユキノオーを使い出し、
案の定「ガルーラの恩返しえぐすぎワロティーン!ヽ(^o^)丿」「ファイアローなんやねん反則やろお前トリル中やねんけどホンマやめろ(ブレバキーンウボァー)」と華麗に返り討ちに会い、自分の目の付け所の悪さと共に新キャラの強さに恐れおののく事に。
一方で、サポートキャラ+鉢巻ガブリってダブルでももしかして強くないですか?と終盤まで続く固定観念が生まれ、XYのダブルパーティを組む基盤となりました。
XYの雨パはオワコンとの前評判でしたが、1900以上の上位層でも雨パをちらほら見かけ、驚きました。ただ、こちらとしてはユキノオー入りな事もあってかえってガルーラ入りのスタンダードより戦いやすくすいすい2000まで上げられたのを覚えています。
シーズン1中〜終盤の瞬間ではありますが2020くらいでレート1位まで上げられたのもあり、XYパーティ紹介で1番気合い入れて文章書いたパーティでした()
後にも先にもレート100戦以上やったのはジャパンカップ除くとシーズン1だけでした。開拓というか、わけわからんとこで模索するのが好きなのかもしれません。


ポケムーバー解禁前環境シングル

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
クチート クチートナイト じゃれつく 不意打ち 炎の牙 剣の舞
マリルリ 拘り鉢巻 アクアテール じゃれつく 馬鹿力 アクアジェット
ゲンガー ゲンガナイト シャドーボール ヘドロ爆弾 身代わり 金縛り
サマヨール 進化の輝石 ナイトヘッド スキルスワップ トリックルーム 置き土産
マンムー 気合いの襷 地震 ストーンエッジ 氷のつぶて ステルスロック 厚い脂肪
ガブリアス ラムの実 逆鱗 地震 ストーンエッジ 剣の舞 サメ肌

ダブルの反省を生かしてシングルはクチートを使おうとした結果、明らかにトリックルーム下でしか動かせないキャラだろうと考え、シングルで初めてトリックルームを絡めたパーティでスタート。
余り対戦数はこなせませんでしたが、シーズン1最終日頑張って潜り続けた結果レート2000を越える事が出来、一人でかなり満足していました。
鬼火の命中率向上で非常にゲンガーやファイアローといった高速なポケモンが強く、ゴツメギャラやフシギバナの様な粘り強いポケモンと組み合わせてガルーラやガブリアスを対策している理に適ったパーティが非常に多い様に感じ、ガブリアスをラムに変更、相手ギャラに対しては後ろに半減されても関係なくがっつり削れる鉢巻マリルリを投入して付け焼刃の環境メタを図りました。

クチート選出はあんまりしなかったんだけどじゃれつくのエフェクトと相手HPゲージの速さに心を打たれ、引き続きクチートを使い続ける事になります…
よくよく考えるとXYは最初のパーティからずーっと一貫した(似たような)構築でしたね。


・バトルロードグロリア予選・本戦(2月〜4月)

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
バンギラス 突撃チョッキ 悪の波動 岩雪崩 冷凍ビーム 大文字
ガブリアス 拘り鉢巻 逆鱗 地震 毒づき 寝言 サメ肌
リザードン リザードナイトY 熱風 オーバーヒート ソーラービーム 守る
クチート クチートナイト じゃれつく 不意打ち 炎の牙 岩雪崩
ゴチルゼル オボンの実 サイコキネシス 甘える トリックルーム 守る 影ふみ
ギルガルド 命の珠 シャドーボール 聖なる剣 キングシールド ワイドガード

非公式とは言え、GSルールからポケモンを始めた身としては、オフライン形式の全国大会に強い憧れのような気持ちを抱いており、是非一度参加、上まで進んでみたいと非常に注目しており、事前から割と構築を煮詰めて臨みました。
本当は遠征でもして色んな予選に参加してみたかったんだけど、仕事の都合で地元関西のしゃでオフしか日程が合わず、本当にワンチャンスしかありませんでした。

最初のパーティの「鉢巻ガブリアスが強い」という思いがすごく残ってて、当時のブログではベテさんのパーティが一番鉢巻ガブリアスの、「隣にサポート1匹置いて火力が下がったのを差し引いてもお釣りがくるくらいに相手のパーティを削れる+鉢巻が割れた時に早期処理を迫らせる誘導力」を生かせていると思って、ガッツリ参考にして組み上げました。

何せ「ロトム+ガルーラ」の当時トップクラスに見かけた組み合わせがうざいのなんので、毎回行動悩んでるようではぜってー勝てねーなーと思ったので、とりあえず1ターン目に逆鱗+ゴチルはトリルor守る押しとけば、「大正解ではないけど、ワンサイドで悪くはならない」状況に出来るパターンを見出せ、非常に楽に対戦が出来ました。
ついでに「ガルーラ+マリルリ」の中期くらいに出てきたロトム+ガルーラクラスの鉄板コンビもクチートガブリアスで2体ともマリルリぶん殴りに行って対処すると決めていました。各地予選が行われていたこの辺りは特にこの組み合わせは非常にわんさかいたので、制限時間制も相まって、パターン化された行動があるというのは非常に大切だったように思います。

ドーブル抜かれの寝言ガブリアスクチートの岩雪崩と言った当時はあんまり想定されなかった気持ち悪い要素が上手くハマって、トントン準優勝まで行って本戦出場がかなって本当に嬉しかった。
とはいえ、決勝戦ではカバルドンプテラを相手取った際には放送事故レベルでワンサイドKOされて落ち込む。何戦もやって動き固定化できるまではこのパーティでは勝てる要素無いと思った程絶望しました。本戦でもこのパーティを結局使ったわけですが、幸いプテラはスペレでも増殖し、仮想対戦には困りませんでした()

カロスダブルはメガ進化ポケモンのいろんな可能性が模索出来るルールで、かなりの良ルールだったように思います。もっかいはやりたくないけど。

本戦終わった後の閉会式等は一大イベントの為にいろんな方が一生懸命動いてこられたのが垣間見えて、悔しさに増して良い余韻が残りました。
またこんな企画があれば是非是非参加したいですね。

ちなみにカロスダブル後の全国ダブルのレートでも使用して瞬間2000越えたり、ネットの大会でも結構勝てて、この構築で最後まで走りきれんじゃね!?ってクソみたいな勘違いしてました。ガブリアスが炎耐性あるのがなぜか刺さってた感。もしかしたら今の環境でもうまく使えるかも。
最後は眼鏡サザンドラとかいうダブルやってる上で明らかに無視してんのおかしいポケモンにボコされる事にようやく気付き、無事に天に召されました。


ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
サンダー アッキのみ 10万ボルト 目覚めるパワー氷 充電 羽休め
サザンドラ ハバンのみ 流星群 悪の波動 大文字 守る
フシギバナ フシギバナイト ギガドレイン ヘドロ爆弾 眠り粉 光合成 葉緑素
ギャラドス ギャラドスナイト 滝登り 地震 竜の舞 守る
ギルガルド ラムのみ シャドーボール ラスターカノン ワイドガード キングシールド
ガブリアス 拘りスカーフ ドラゴンクロー 地震 岩雪崩 瓦割 鮫肌

こんなパーティも使いましたが、案の定上記した「パターン化された行動」が無く、てんやわんやで使いこなせませんでした…
でもカロスマークが次回作でも重要くさいのでサンダーしっかり粘るきっかけになかったので良かったです(^.^)


・66シングル
[

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
マンムー 気合いの襷 氷の礫 地震 ストーンエッジ ステルスロック 厚い脂肪
トゲキッス 拘りスカーフ エアスラッシュ 大文字 トリック 電磁波
ナットレイ 食べ残し アイアンヘッド パワーウィップ 宿り木の種 電磁波
ギルガルド 弱点保険 聖なる剣 影うち 剣の舞 キングシールド
ギャラドス ギャラドスナイト 滝登り 地震 竜の舞 身代わり
ガブリアス ラムのみ 逆鱗 地震 毒突き 剣の舞

ついに開いた新しい世界。次回作ではもっともっと浸ってみたい所。
麻痺を撒いて、怯ませる!


・ムーバー後シングル
これが
↓こうなって

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
ポリゴン2 進化の輝石 トライアタック 10万ボルト サイコキネシス トリックルーム ダウンロード
ランドロス(霊獣フォルム) 拘り鉢巻 地震 ストーンエッジ とんぼ返り 大爆発
ギャラドス ギャラドスナイト アクアテール 地震 挑発 竜の舞
ガルーラ ガルーラナイト 猫だまし 捨て身タックル 冷凍ビーム 大文字
スイクン オボンのみ 絶対零度 ハイドロポンプ 冷凍ビーム 追い風
ギルガルド 弱点保険 影うち 聖なる剣 剣の舞 キングシールド

↓こう!!

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
ライコウ 拘り眼鏡 10万ボルト ボルトチェンジ 目覚めるパワー(氷) 神通力
ハッサム ハッサムナイト バレットパンチ 叩き落とす 剣の舞 羽休め
ギャラドス ギャラドスナイト アクアテール 地震 挑発 竜の舞
霊獣ランドロス 拘り鉢巻 地震 ストーンエッジ とんぼ返り 大爆発
スイクン オボンの実 絶対零度 ハイドロポンプ 冷凍ビーム 追い風
エンテイ 突撃チョッキ 聖なる炎 神速 ストーンエッジ 地ならし

初期から終盤までおんなじ様なパーティで自分のシングルは推移していたように思います。
関連のパーティで参加した九尾杯が4位、準優勝、参加オフが3位、ベスト16と、非常に通じて良い成績を残せました。
ムーバー解禁後の最初の九尾杯に向けてクチートを使うに当たって最適なポケモンは何かと考えた結果、クチートが抜く体制を整えるために幅広い削り性能と硬さを両立したポリゴン2がベストマッチだと思い、物理偏重のXY環境ではB方面にステータスを厚く割く事が多いはずとダウンロードにして使用。
結局ガルーラにゴリ押されるのは変わらないので、その後は広い削りを備えつつ、めざパの弱体化と電磁波の無効タイプ増でわずかに個体数に陰りが見えていたかに見えていた化身ボルトロス復権してきたのに合わせて、基本ワンサイドとれる眼鏡ライコウに変更。ライコウは採用するとボルトロスが採用にしにくくなるのが唯一の欠点だと思いますヽ(^o^)丿
結局クチートは止まるポケモンが多かったのと、叩き落とす個体が用意できなかったので()僕が感じた時々の環境に合わせて内容が変遷していますが、シングルでは一貫して鉢巻ランドロスを最初から最後まで使い続けていました。
BW2ダブルで現れた慎重鉢巻ランドロスにヒントを得た、HD鉢巻ランドでしたが、
「ループ系から脱出できる(後攻蜻蛉でガッサの身代わり壊す、欠伸を削った後爆発で抜ける)」
「(風船以外の)ギルガルドを弱点保険などを気にせず1ターンで処理できる」
「ガルーラの火力を削ぐ、その気になれば冷凍ビーム耐えて大爆発で処理してしまえる」
「威嚇+特殊耐久に厚く振る事で1発受けて蜻蛉→トリックルームなどの展開、切れたらもっかい投げて威嚇入れて退場」
とXYシングル環境に欲しい要素を1匹で贅沢に備えたポケモンだったように思い、結局手放すことが出来ませんでした。BW中期からずーっと使っていた「ステルスロック+ジュエル爆発」の型のメタグロスに近い使用感があったのも一因だったように思います。
ずっと同じ系統のパーティでわるあがき出来たのは、上記で意識した「ガルーラ」「ギルガルド」が如何に最後までXY環境で強力な駒であり続けたかという点が全てだと思います。

結局XYシングルはこのパーティに限らず、ガルーラが「自分の想定した動きをしてくれるかどうか」が勝敗の大部分を占めていたように思い、負担の大部分を特定のポケモンに任せてしまったのが勝ちきれなかった要因と考えています。最後までこの部分をきっちりする事が出来なかった。



・まとめ
XYはすごく(相手の)ガルーラが強くて、難しいゲームでした。
他にも使ったパーティあるけど、殆どボックス漁ったのだったりするので割愛。
参加オフは少なくなってきてるけど自分なりに両立しながら趣味と付き合えてると思うので、まだしばらくは続けられそうだなーと。
オフラインイベントありきでオンラインでの活動をするって流れになるのは時間が少ない以上仕方ないとは感じるので、スタンスは変わらなさそう。
次回作も頑張ります。